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劇団SONICBOOMは、筑波大学の一般活動団体です。

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ソニっ子ブログ
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おめよごし@えみりー

つくばを離れた日、見慣れたペデストリアンの桜の木には花が咲き始めていました。
今頃はきっと綺麗に咲いていることでしょう。なんだか二年前のふわふわした気持ちを思い出して、心がむずむずしてきます。

まずはじめにちょっとした謝罪を。
公演に伴いブログを更新するという宣言をしたのに、全く更新できませんでした。
誰も見てねぇよって言われるかもしれませんが、念のために。申し訳ありませんでした。

劇団SONICBOOM26期生、えみりーです。
第104回卒業公演「流水落花」は無事に終了致しました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。


この先はとんでもなく長いので、どうぞブラウザバックしてください。
あでぃおす。







お越し頂いた方はよくお分かりかと思いますが、やりたいことを詰め込んだ、詰め込みまくった、ボリューム過多な公演でした。準備、練習期間を考えるとおぞましいものがあります。本公演の軸ともいえる、ラスト演目の「流水落花」の練習に関しては、役者と演出の間でそっと胸に留めて、決して後輩に継承されないことを祈ります。

卒業公演を迎える前まで、心の中には一つの自信と一つの不安がありました。
それは「私は絶対に演劇から離れるぞ」という自信と、「そんなこと言って離れられなかったらどうしよう…」という不安です。大学4年間、高校から数えれば7年間、常に演劇を一番にできないまま、ずるずると関わり続けてしまいました。中途半端だったがゆえ、演劇の魅力を問われてもたいそうなことはいえず、役者として舞台に立った時の場の空気、緊張感っすかね、と答えてしまう。現役の団員からすれば宣美の人間なんだろうけど、本当に根っから好きなのは役者でした。
ちょっと話がそれましたが、一番にできないままであっても、常に心の中に演劇が占める割合は一定量あって、だからこそ迷い悩み、だからこそ最後に二つの気持ちがうまれてぐらぐらと揺れていたのでした。

何度も何度も辞めたいと言いました。
役者だけ、宣美だけ、楽しいことだけやっていられるなら幸せでしょうが、やらなければならないことがそこに加わったとき、その輝きはすっかり失せてしまいました。
私が守らなければならない?そんなそんな、大それたこと。座長?いやいやいや、そんな重たい。
馬鹿みたいに真面目な部分を発揮して、抱え込んで一度離れました。
そこから連れ戻してくれたのは、紛れもなくひかるさんでした。
「私にはやりたいことがある」という彼女の強い力、熱意を前にした時、私は自分の身の振り方を定めることができました。私が「家」を守ろう。
守ってしまったその家はたいそうなボロ家で、雨漏りはひどいし床はむき出しだしベスはうるさいしそもそも扉が段ボールだったりしました。でもそんな扉を修理するDさんがやってきて、三人でこたつで少女マンガを読みながらあれやこれやとごろごろしているうちにオネムくんとふーみんさんがやってきて、ボロ家もちょっと華やかになり。
それでもやっぱり一度ボロ家を破壊してしまったほうがよいのでは、と仕掛けた大団円というダイナマイトが炸裂した後も、なぜだか家は残っていて、けんけんと小屋くんがやってきて、ダイナマイトのせいでひどくなったすきま風と雨漏りからしのぐために皆で揃いのパーカーをつくってしまえるまでになりました。

何だか、すごいなぁ。

はじめ、入団したときはひとりぼっちでした。
先輩方がいらっしゃって、のびのびと愛される(?)末っ子でいられたようであっても、心の中では常に真っ暗な未来を抱えていました。一つ上もいないし同期もいない。きっと私の代でソニックは終わりだ。そう思って疑わなかったのに、家はなぜだか壊れなかった。
更に、もうこれ以上演劇をせずとも良いと思えるくらいの、亡霊にならずにすむような十分な終焉の場を用意して頂けた。
感謝しかない。幸せなことです。まさか卒公が打てるなんてね、花束を頂くなんてね、私はベタなのとドラマチックなのに弱いからね、もう、ほんとうにずるい。どんなドラマだよ、泣いちゃうよバカヤロー。4年間で感じた理不尽だったり憤りだったりもすべてチャラになってしまうじゃない、ずるい、ずるい。

だからこそ、これからもまだ家に住み続ける君たちへ。
家を守ってほしいなんてこれっぽっちも思いません。好きにリフォームして、もちもちおもちにでもさばさばしめさばにでももふもふもうふにでもすればいい。決定権は今住んでいるみんなにあるのだから、売却したって更地にしたって良いのです。もちろん、住み続けるのもまたよし。
ただ、どういう形になったとしても、君たちの胸のほんのほんの少しの片隅で、君たちのおかげで最後まで住むことのできて、誰よりも幸せな思いをした人間がいたということを覚えていてくれると嬉しい。

「君はソニックだよ」と言われて、はぁ?どこが?私ちょーまともだしソニックじゃねーしソニックっぽいって何よソニックって何よ、って思っていたのですが、4年間を振り返ると抗うことのできない位、私はソニックなのだと思いました。初恋が実ったようでうれしいですね。
ソニックソニック言い過ぎてソニックのゲシュタルト崩壊。ソニックの大安売り。

私は嘘をつくのが苦手なので、最後にはほんとうのことを。


ソニック、そこそこ好きです。


このような私が舞台に立つことを、そして演劇に関わることを許して下さり、ありがとうございました。
今後もう一生舞台に立つことはありませんが、またいつかお会いした時には、なにとぞよしなに。

ごきげんよう。


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